社会復帰なるか
ダイエットをするぞ!と意気込んで何日続いただろうか。
幸いにも糖質制限は未だに続けられているし、数キロ落とした体重もキープできている(もちろん、まだまだ目を見張るほどの肥満症ではある)。
しかしこれは異例だ。
自慢ではないが、基本的に立てた目標を達成した試しはない。
60万回照射できる家庭用脱毛器は残り回数のカウントが59万8639回で止まっている。
部屋の片付けをしよう!と思っても20分モチベーションが維持出来れば十分新記録だし、生活リズムを正そうとして早寝早起きを心がけたものの2日目にして就寝時間は午前4:00に逆戻り。
コロナ禍におけるおうち時間。
学生時代に諦めた勉強でもしようかと、当時使っていたテキストを引っ張り出してはみたものの、ついぞそれが開かれることはなく、金欠だというのについつい買ってしまったコスメの下敷きになっている。
ハマったものにはとことんハマるが、私にしては随分と長く3年も推したキャラは、つい最近担降りした(ちょっと未練は残っている)。
ここまでくると飽き性もただの言い訳で、実は何かの病気ではないかとさえ思うのだが、病名があるとすればきっと「飽き症」なのでアホ丸出しもいい所である。
そんなわけで、美人を眺めるのにも3日どころか3分で飽きそうな私は、このブログについても、「気が向いた時に書く日記」としては早々に飽きが来たのだった。
とはいえ、ニートという境遇や身分には全く飽きなかったようだ。
コロナという言い訳が味方したのもあり、学校を卒業した去年の4月からずっと今日まで1年も家に引きこもるのは苦ではなかった。
しかし年度が変わってこの4月、遂に飽きた。
もちろん積極的に働きたいわけでは決してない。
できれば不労所得で一生を過ごしたい。
ただそれは現実的ではなく、また底辺ながら僅かに残っている良心の欠片が、親不孝をするなと毎晩のように叱るのである。
叱りつける良心が煩わしいのもあり、このブログを放置している1ヶ月ほどの間に、10件ほどアルバイトに応募をした。
そしてそのうちのひとつに、なんとか拾い上げてもらったのであった。
仕事が決まった!という嬉しい反面、1年ほど社会から溢れていたためにきちんと社会復帰できるかという不安が押し合い圧し合い。
今更働くのが嫌だのなんだのと言っても遅いので、来るべき初出勤の日に向けて生活リズムを整えることくらいしかできないが。
コロナであまり出勤できないとは言われたが、家賃が払えるくらいの稼ぎになればいいなと思う。
貯金もしたいところだが、今は贅沢を言っていられないようだ。
いずれ掛け持ちをするようになるかもしれない。
あぁ、もう少しニートでいてもよかっただろうか。
働きたくねぇ。
はたして社会復帰となるか。